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照明計画について語る

2015-08-20

こんにちは。五十嵐です。

 

現在工事中の西区Oさま邸。サッシなど取り付けられて、ますますお家っぽくなってきました。今は電気の配線工事が進んでいます。来週にはスイッチ位置などを確認する配線検査となります。

 

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照明計画を行うときに気を付けていることがいくつかあります。

1:天井面に開ける穴を極力少なくする。

2:シンプルな形状の器具を使用する。

3:照明器具の数を絞り、人のいる場所に明かりを集中させる。

4:採光目的の窓を明確にする。

 

 

 

1については電気工事屋さんがハシゴを上り下りする回数を少なくするためです。近年のお家はダウンライトが中心になり、天井面に穴をあける箇所が多くなりました。電気工事屋さんは配線を通す穴あけに一往復、照明器具を取り付けるために一往復ハシゴを上り下りすることになります。6畳間で4つのダウンライトを使用すると、それだけで8往復することになります。これを家中で行うわけですから結構な手間ですね。これが金額に跳ね返るわけです。ダウンライトはずいぶん値段が下がってきましたので、トータルの明るさを変えずに個数を絞ることが同じコストできるようになりました。こうすることで作業の手間と機器の総額を下げています。なにより、照明器具だらけの天井は美しくないと思うのです。特に廊下などは天井に機具を置かない代わりに壁面に器具を配置しています。手の届く高さが多いです。光の反射面を増やす(この場合は取り付けた壁面と天井面の二面)ことで一灯あたりの照射範囲を広げています。手の届く高さにあるので業者さんの取付もラクちんで一石二鳥です。

 

 

 

2については極力照明器具の存在感を薄めたいという狙いからです。お家のデザインによりますが、メインとなる照明器具を際立たせるためにそういう方法をとっています。当然家づくりの主役が何になるかによって変わりますからどなたにでも適用できるわけではありませんが、『目立たせるべきところ』と『そうでないところ』のメリハリをつけることを重視しています。とはいうものの好きな照明器具を探すのは楽しい時間ですよね。お好きな照明が際立つような機具選びを心掛けています。

 

 

 

3は1と通ずるところもありますが、この頃のお家は照明器具が小さくなったおかげで暗くなるのが怖いのか、さんさんと明るくなりすぎるといった印象があります。人が明るさを認識するうえで『暗い部分がある』というのが結構重要になってきます。人が集まるダイニングやリビングの頭上、お料理や書き物、読み物をする手元などに集中的に配灯していきます。全体でみると暗めになる箇所がありますが、その分明かりのある部分が際立ち、ムードある空間が作れます。お家の中は出来るだけ落ち着ける場所であってほしいので、どこもかしこも照明で明るい空間は良としていません。

 

 

 

4については、照明器具の話と少しずれますが『明かりつながり』ということで加えました。お家の中を照らすものとして照明器具の他に太陽光があります。とにかく日本の家は南向きのリビングが良とされており、リビングの大きな窓が南を向いています。しかしそういったお家に限って南側に道路があり、人目を気にして日中からカーテンをかけているところが多い。それではせっかくの大きな窓の意味がありません。太陽の光はタダですから陽が入るうちはギリギリまで自然光を重視したいと考えています。そのために設計段階から『明り取りの窓』、『彩風用の窓』、『景色を観る窓』の三種類を意識的に使い分けています。こうすることで自然光を効果的に家の中に入れられるようになり、結果的に日中の電気代のカットにもつながりますし、カーテンを取り付ける窓を減らしたりすることができます。

 

 

と、ざざっと書きましたが何気なくついているような照明器具も結構考えられているんだよという話でした。この記事を書いた後は秋着工のお家の照明プランニング作業です。頑張ります。

 

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五十嵐

 

 

 

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